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安八郡神戸町にお住まいの皆さん、外壁塗装と下地の補修についてご説明します！
- 投稿日：2025年 8月31日
- テーマ：
安八郡神戸町にお住まいの皆さん、こんにちは！
いつもアイムスのホームページをご覧いただきましてありがとうございます！
今回は外壁の塗装と、外壁塗装に不可欠な下地の補修の方法についてご説明させていただきます。
長時間、紫外線や、雨風にさらされる外壁は経年劣化が避けられません。
外壁の場合、その劣化を見逃さず適切な処理で補修をしてから塗装することが重要です。
劣化の程度や、素材によって異なる補修方法を整理しておきましょう。
モルタル編
●モルタルは経年劣化によるクラックが発生する素材
モルタルは、水を使って砕石と砂を合わせて、乾燥させて作られるため、モルタル自体の収縮や構造木材の乾燥収縮などにより、表面に細かいクラックが発生しやすい素材です。特に日が当たりやすい建物の壁など面積の大きい面では、乾燥収縮による亀裂を防ぐことは難しいです。また、夏に建物が膨張し、冬には収縮するという繰り返しでクラックが広がり、雨水が侵入すると、鉄筋全体の劣化につながります。
●小さなヘアークラックは「刷り込み」による補修で解決
ヘアークラックというのは髪の毛ほどの細さの（0.2〜0.3ｍｍ以下が目安）の浅いひび割れのことです。
小さなヘアークラックでも補修は必要で、塗装だけではその場しのぎになってしまい、時間が経つとクラックの跡が出てきてしまいます。この場合下塗り剤による「刷り込み」工程が必要。微弾性フィラーやセメントフィラーなどの下塗り剤を、ラスターなどの硬い刷毛を使ってクラックの中に刷り込んで補修します。
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※よく見ないと分からないほどのひび割れが出来ている |
下塗り剤をつける  |
硬い刷毛で刷り込み補修  |
●危険度の高い構造クラックはプライマー+コーキング剤で補修
幅が0.3ｍｍ以上で、深さが5ｍｍ以上ある大きなクラックを「構造クラック」といいます。
放置すると基礎の強度が低下し、建物を支えられなくなることも。構造クラックの場合、小さな地震などの要因でヒビが動くこともあり、弾力性の高いコーキング材でヒビを埋めて補修することが大切です。手順は、コーキング材が十分充填されるようにクラックを工具でV字にカット。そこにプライマーを塗布してコーキング材を充填します。
◎大きなクラックが入ってしまった外壁
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大きなヒビはコーキング材を埋めてから  |
塗り込んで補修する  |
サイディング編
●塗料の高性能化に合わせてシーリング材も進化
サイディングは、つなぎ目にシーリング材を使用している場合が多く、10年も経つと劣化しシーリングがひび割れてきます。隙間が出来てきたり、押さえてみて弾力のない状態であるときは劣化のサインといえます。
使用環境にもよりますが、10年ほどで改修を行う必要があるでしょう。近年では、高性能塗料の登場に伴って、シーリング材の性能もグレードアップしています。塗料に合わせて、シーリング材も高耐久なものにしたいですね。
シーリング材とは
シーリング材とは建物の防水性や気密性を保持するために、継ぎ目や隙間に充填する材料です。
シーリングが劣化すると雨水が壁の中に入り込み、劣化を加速させる可能性もあるため、高耐久塗料とシーリング材はセットで補修することを考えなければいけません。
◎劣化したシーリング材
☆シーリングによる補修の流れ☆
1 既存の除去 |
2 プライマー塗布、養生 |
3 充填、乾燥 |
4 完了 |
基本的にはしっかり密着し、雨漏りを防ぐことにつながる「打ち替え」という補修方法が良いとされている。
既存の上に新しいものを充填する「増打ち」は、打ち替えよりも施工の手間がかからないので安価だが、性能性が確保できるかは保証できないので注意が必要。
外壁下地の補修が終わり、いよいよ塗装開始
☆3回塗って耐久性アップ！☆
塗装の鉄則は「3回塗り」
外壁塗装は「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3回塗りが基本。
どれも塗装後の美観や耐久性を左右する重要な工程といえます。
それぞれの工程の役割と必要性を知っておきましょう。
・1回目 下塗り（シーラー）
下塗りは上塗りを長持ちさせ、きれいに仕上げるために必要不可欠。上塗材は耐候性、低汚染性、防カビ、防藻性などの機能をもっているものの、密着性に欠けるため、接着剤のような役割を持つ下塗り剤が必要となる。
①下塗り。 壁に密着し、上塗りが綺麗に乗ります。・2回目 中塗り
中塗りと上塗りでは同じ塗料を使用。人の手で行う塗装には限界があり、1回の上塗りでは、かすれや薄い部分が出てきてしまいます。
②一度目の上塗り。この時点ではまだムラやかすれが残ることも。・3回目 上塗り
2回目の上塗りを行うことで、塗り残しを無くし耐性を強め完全な外壁・屋根塗装に仕上げることができます。
このように、「3回塗り」は耐久性の面でも美観の面でも必要な作業といえるでしょう。
日々、紫外線や雨風から家を守ってくれる外壁。定期的に適切な補修を行っていきたいですね。
③ 二度目の上塗り。ムラやかすれが消え、塗料に厚みが出てより耐久性UP!
✮完成！
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